関西SM調教録

【22歳 大学生 – S子】初めて知った本当の自分

S子は関西の某私立大学に通う女子大生。アルバイト先のカフェでは明るく人気者だという。しかし彼女が抱える悩みは、誰にも言えないものだった。

「普通の恋愛やセックスに、全く興奮できないんです」

彼氏とのセックスは義務的で、演技でしか対応できない。自分がおかしいのではないかと悩んでいた時、私のブログを見つけたという。

面談

神戸の三宮で会った彼女は、大学生らしいカジュアルな服装だった。しかし話を聞いていくうちに、彼女の中に眠る被虐性が見えてきた。

「痛いのは怖いです。でも…支配されたい、という感覚はあります」

正直な告白だった。

「じゃあ、まずは軽く試してみるか?」

S子は緊張した面持ちで頷いた。

覚醒

ホテルでの初調教。私は彼女を優しく扱うつもりはなかった。

「服を脱げ」

命令に戸惑いながらも、S子は言われた通りにする。初めて知る「従う快感」。

下着姿にさせ、ベッドに座らせる。そして首元を軽く掴んだ。

「怖いか?」

「…はい」

「でも、興奮してるだろ?」

「…はい」

正直に答える彼女の目には、期待と恐怖が入り混じっていた。

開花

目隠しをされ、手を縛られ、何をされるか分からない状況。S子の呼吸は荒くなり、身体は敏感に反応していた。

「お前は普通の女じゃない。雌として扱われるのが好きな、変態だ」

その言葉に、彼女の身体が跳ねた。

「認めろ。お前は支配されるのが好きな変態だと」

「…そうです」

「もっと大きな声で」

「私は…支配されるのが好きな変態です!」

自分の本性を認めた瞬間、S子の中で何かが弾けた。涙を流しながら、初めて心から感じる快楽に震えていた。

新しい自分

調教後、S子は晴れやかな顔をしていた。

「やっと自分が分かりました。私、おかしくなかったんですね」

そう、彼女はおかしくない。ただ、自分の本性を知らなかっただけ。

「また来てもいいですか?」

「好きな時に来い」

S子は笑顔で頷き、学生生活へと戻っていった。しかし彼女はもう、以前の自分ではない。本当の自分を知った女性の顔をしていた。